午後3時。主催者の藤井さんが舞台の袖で挨拶。
私もひと言ご挨拶させていただきました。

さあ、上映です。

上映会スタッフの皆さんもこの日を楽しみにしていました。
はじめてこの映画を見るのですから、皆さんにはすぐにホールに入っていただきました。
私も後ろで見ていました。
子どもさんがとても多かったので飽きてしまうのではないかと心配していましたが、
子どもの泣き声も、この映画では音響効果になってしまって気になりません。

80分の上映が終わると、誰からとも無く拍手が沸き起こりました。
とても感動して涙が出そうになりました。

たくさんの方がアンケートに答えてくださいました。
皆さんの貴重なご意見ご感想を心に留め、今後の参考にしていきたいと思います。

上映会スタッフの方と、出口で1人1人にご挨拶。
皆さん、笑顔で演劇工場を後にします。

この日のお客さんは、おとなと子ども合わせて200人ほど来て下さいました。

 

一段落して、上映会スタッフの皆さんとお茶を飲みました。
大成功で本当に良かった!
お疲れ様でした。
1つのことを成し遂げた、という皆さんの爽やかな笑顔が印象に残りました。
なぜ『こどもの時間』を上映しようと思ったのか、
子どもにとって・おとなにとって大事なことは何なのか、
上映会スタッフの皆さんとお話ができ、日常の生活で忘れてしまいがちな
大切なことを教えられたような気がします。
今回の富良野は私の一生の想い出になりました。

最後に

藤井美代子さん、あなたの情熱がこんなに素晴らしい上映会をつくってくださいました。
よもぎ餅、十勝連峰の絶景、夢のような時間に乾杯。
春名依子さん、疑問の答えはみつかりましたか?
高山美智枝さん、腰をお大事にしてください。
映写技師の玉木さん、記念すべき上映会、精一杯やるよ、と言ってくださいました。
影の上映委員、堀田さん、ガイド付きで旭川まで送ってくださいました。
看護学校の学生さんたち、介護のボランティアで来てくれました。
ふらの演劇工場のボランティアの皆さん、気持ちよく手伝ってくださいました。
東京に問い合わせて、士別から観に来てくださった方もいました。
藤井さんのご主人・毅さん、高山さんのご主人・和也さん。ビールがおいしそう...。


藤井さんは上映会の後で
「見た人が何か行動を起こしてくれれば大成功だと思います。
見ることが最終目的ではありませんよね」
とメールを下さいました。
言葉の通り、藤井さんは次の目標に向かって動き出しています。


美しい富良野の地に。
会場に足を運んでくださった皆さんに。
関わってくださったすべての皆さんに。

心から、ありがとう、ありがとう。

                       『こどもの時間』映画上映委員会 橋本こずえ

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